じつはね、ママ、とちゅうから、ディズニーランドでくるまイスをかりたの。
みじかいきょりも、あるくのがつらくなっちゃって。
ぼくたちは、しんぱいで。みるにみかねた、おとさん。
おとさん 「もうさ、くるまイスかりれば?」
ママ 「いや、でも、そんな。」
おとさん 「だって、あしひきずっているし、ちょうしもわるそうだし、カラダもたないでしょ?」
ママ 「わかった。じゃあ、かりる」
やむをえず、かりにいくことになりました。
かりるばしょまで、あるくのもつらかったけど、なんとか、すわっていどうできるようになって、ほっとひとあんしん。
おとさん、しっかりうんてんがんばって!
もくじ
ママメモ公開(ママのメモです):TDRレンタル車イスについて
借りる場所
- エントランスよこ付近
- 一度入ってしまうと、戻るのも遠いから、入園時に借りた方がスムーズ
種類や料金など
通常車イスの場合:
- 窓口に、貸出証明書を提示すれば、ディズニーランドでもシーでも、1日通して借りておける
- 持ち出しができる場所
東京ディズニーランド
東京ディズニーシー
ゲストパーキング
バス・タクシーターミナル
ボン・ヴォヤージュ
イクスピアリ
ディズニーリゾートライン
ディズニーホテル(東京ディズニーセレブレーションホテル以外の3つのホテル) - (おそらく)前払いすれば、2日間通してとか借りられるとか。ホテル宿泊の際、ホテルまでそのまま、移動、翌朝もそのまま、移動できる。(要確認)
レンタル料金(1日):
- 通常車イス:500円
- 介助用電動車イス(雨の日は貸出なし、パーク内のみ利用可):1,000円
- 電動カート(雨の日は貸出なし、パーク内のみ利用可):2,000円
アトラクション:
車イスのまま乗れたり、専用の車イスに乗り換えてのるなど、その他、アトラクションごとに、利用規定があるので、要下調べ
レストラン:
エレベーター設置などの有無
その他注意など:
- くわしいことは、都度、細かく調べる
- 電動式は、在庫があまりない可能性がある
- 名札をつけてくれる
ママメモ公開(ママのメモです):迷う気持ちと結論
ママは、ふくざつなきもち、だったみたい。
ママは、もともと、からだがあまり、じょうぶじゃないし、たいりょくも、ふあんなんだって。
くわしいことは、ぼくにはわからないけれど、「でも、だいじょうぶよ」ってつよがりなママ。
迷い
- そもそもレジャー施設で、車いすを借りれるのは、身体に障害がある方?
- 病院でどうしても具合の悪い時とか、介護用に使うイメージ
- 体力に見合わないなら、そこまでして、行くべきじゃないのかな
- 普段、歩くことはできるのに、頼ってしまって良いのだろうか
- 見た目は元気そうだから、変かな
- 単純に抵抗もある(これは自分の問題?自分の偏見?)
- 歩けないとか、調子が悪いなら、帰るべき?
インフォメーションセンターに問合せ&結論
ママは、そのご、とてもきになって、おでんわして、きいてみたみたい。
相談結果:
- 特に障害者手帳などの(制限)提示は必要なし
- 快適に過ごせるために、負担を軽減するためのものである
- 状況に合わせて、ご遠慮なくご利用くださいとのこと
上手に利用:
- 上手に利用している方もいた
車いすに乗っていた、小さな子どものいる、お母さんがいました。立ち上がって荷物の整理かなにか、何か理由はあれど、完全に歩けないわけではないのだろう。 - 障害のある方、妊娠中の方、高齢の方、一時的に事情がある方、一見わからない障害や持病を持っている方、それぞれの状況・状態があるということ
- 皆が、料金を払っているのだから、楽しむ権利は平等
料金に見合ったサービスなども受けられるのも平等(ただし、ルールやマナーは守る、ゆずりあいも大事) - 足の悪い、おじいちゃん、おばあちゃんだって、連れてきてあげられるね!
- その時の状況で上手に利用させてもらえる
知っておくと、気持ちの上での安心感がプラス。
周囲や、家族に迷惑をかけることになるより、ムリせず使わせてもらう方が、かえって良いだろう。その方が皆も安心して、楽しめる。
わりきること、そして何より楽しむこと♪
- インフォメーションブックあり
バリアフリーのガイドブック。パークを効率よく楽しめるように、サービスや施設についてのっているもの。
公式サイトでダウンロードか、郵送もしてもらえる - 今後の為、まだまだ、調べたい点あり
気づいたこと(バリアフリー)
- バリアフリーの視点からとしては、道がガタガタなところが多い(今まで普通に歩く分には余り気にならなかった)
街の、場所の、それぞれ雰囲気を出すために、でこぼこはあって当然だし、その自然さもとても素敵。最低限、転ばないようには注意する。
でも車イスでとなると、介助する人も大変、ガタガタと、手にも負担がかかる。 - そして、道がわからないし、階段以外の行き方もわかりにくい
- 専用の舗装された道までは、求めないけど、せめて、通りやすいバリアフリー向けのガイドライン(線1本でも)などを引いてくれれば、それをたよりに、すすめるのかな。
- 意外と、周りの人は、道をあけてくれないということ
これは、自分に置き換えると、自分もそうなのかも知れない
皆、自分の楽しむことに夢中だし、それはそれで大事 - ディズニーリゾートに限らず、バリアフリーってむずかしい
感想とママの勇気
こんかい、ママはいろんなことを、かんじて、かんがえたようす。
くるまイスさん、ありがとうって、いってた。
おとさんにも、おしてもらってありがとうって。
おとさんも、ぎゃくに、あんしんだったって。
ママってゆうきある。
ぼくは、そんなママが、だいすきなんだ。